豊田市のパティシエとバーテンダーの共演「とよたまちさとミライ塾」

ルーコ鈴木悠生

2015年12月08日 18:56

先日、ひょんなことからご縁を頂いた
豊田市の女性パティシエ「アトリエ en bois(アン ボア)」
熊崎さんにお誘いいただき、とよたまちさとミライ塾の企画に
参加させていただきました。



→そのイベントページはこちら

私は初めて足を踏み入れましたが、
豊田市産業文化センターの敷地内にある
喜楽亭」という明治時代から続いた料理旅館を移築した
大正期を代表する町家建築の建物の中でイベントは行われました。



ここはお茶農家さんのブログで
名前は知っていましたが、実際に入るのは初めて。
古民家好きなので、色々建物内を見させていただきました。

→いしかわ製茶さんのブログ
→碧園 お茶の純平さんのブログ

ちなみにこの日はお茶に関するイベントではなく、
ノンアルコールカクテル、通称「モクテル」
アン ボア熊崎さんの作る絶品スイーツを頂くという
とても贅沢な「食」がテーマの企画でした。



司会進行とドリンクの用意は
豊田市でバーを営む「Bar Reserva」の店主、吉田さん。



この日は一見、理科の実験でもするような格好でしたが、
実はコレ、昔のバーテンダーの正装らしく、
そうした雑学も楽しめたイベントでした。


↑これはとても古いシェイカーでいわゆるお宝だそうです。


イベントでは2種類のモクテルが用意され、
冷たいものと温かいものそれぞれの飲み物に合う
スイーツを一緒に食べたり、別々で食べたりしながら、
「秋」を感じるという、とても壮大なテーマの企画でした。



でも決して堅苦しくなく、
お子様連れの方もいて、談笑しながら楽しむプチパーティーでした。


アン ボア熊崎さんの作るスイーツはどれも繊細で、
さすがフランスで修行されただけある!と思えるものでした。


例えばこちら、フロランタンサブレと柚子のギモーヴ。




なんか名前がもう、オサレですね。


そして私が好きなスイーツはこれ。



名前は「テ・ヴェール・フロマージュ~柿のチップと胡麻のチュイル添え~」

お茶のほろ苦さと下のチーズムースが美味しかったです。
上にはチュイル、隣には柿チップでカリカリ感を楽しめました。



そして「Bar Reserva」の吉田さんは、
見た目はかっこいいですが、話すととてもフランクで、
物腰柔らかに準備を進めながら笑いをはさみつつ企画進行されていました。



こちら、モクテルに「スモーク」を加える事で
飲み物にスモークの香りを付けています。
「ホット・マミーテイラー」という名が付いてました。



こちらはオレンジ上の砂糖を炙ることで
カラメルにして楽しむ「フライヤータック(タック修道士)」と呼ばれるモクテル。
オレンジは下に落として混ぜて味を楽しみます。

なんかもう凄い。


普段味わえない味や、見たこと無い道具の数々、
そして組み合わせで変化する新しい「味覚」が楽しめました。

また室内から見える喜楽亭の庭園が美しく、
秋を感じさせるものでした。


いいイベントに参加させていただきました。
熊崎さん、吉田さんありがとうございました!

そして美味しい「味」をごちそうさまでした!

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